1.ジャージに着替える
2.朝会に行くように促すもののなかなか動かない子供たちの相手
3.その後なぜ動かなかったのかの、管理職から事情聴取を受ける
4.教室に入れない子と廊下で筋トレ(腹筋、スクワットなど)
5.3分休憩時、廊下の端っこで、的あてゲームの仕切り
6.中間休み、校庭15周ランニング(子供たちは21周で私は6周遅れ)
7.板書を促しながら、折り紙で手裏剣作成(私は10個作成)
8.体育をさぼる子供たちと草引き
9.給食当番をさぼる子供たちに配膳させるために食器をせっせと運び参加させる
10.教室掃除の仕切り
11.どうしたら体の脂肪が燃焼できるかを説明
これが今日の活動。
今日は一日中赤ペンを持つ暇も、体育のボールゲームのジャッジをする暇も、
なんにもありませんでした。
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でも、今日は校庭を走れたことが、すごく良かったと思っています。
なぜなら、しんどいな、どう接したらいいのかなと悩んでいる子供たちと、少し心が通い合うようになってきた現れでもあるからです。
「ランニング行くで!」と誘ってくれ、
「デブやから遅いやろけど、ちゃんと走れよ!歩くなよ!」
そして、抜かされるたびに「遅いわ!」「デブ!」と暴言を吐かれながらも、
(「うるさいわ!」「わかってるわ!」と返事しております、ご安心を(笑))
20分間我々は、お互いを気にしながら過ごしたのです。
彼らは集団、私は一人、でも最後までお互いを気にして、面白おかしく走りました。
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走り終えて、みんな汗だくになりながら「結構キツイな~」と語り、
「先生、遅いわ!しょぼい走りやなー6周も抜かしたわ!」と言いつつも、
「でも先生な、最後まで歩かへんかってん・・・おばはんやのに・・・」とぽろっとこぼしてくれた子。
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そもそも、彼らに私とこういう風に一緒に活動してみてもいいかな、という心境の変化を起こせたことの原因に、
私が突然朝からジャージで過ごすようになった、ということがあります。
いつもは普通の服で仕事をしていたのですが、
彼らの興味が筋トレにあると知って、「付き合うわ」と話した直後から、
私は毎日ジャージで過ごすようになりました。
最初は「その服なんやねん?」と言っているだけで、
一緒にやるような雰囲気にもならなかったのですが、
毎日毎日ジャージで来る私に、数日経って「筋トレやるで」と一言発してくれた子。
そしていつも、逃げられても追いつかない、彼らから見ればかなりのおばはんの私が、
一緒にやり始めたランニングで”最後まで走り切ったで、あいつ、やるやん。”
みたいな気持ちになっているかもしれません。
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同じことを、同じ目線で、同じようにやってみて、
そこから始まるものもある。
私は息子の子育てを通じて、そう感じました。
言葉で励ますより、応援するより、
ただただ隣で同じことをして汗をかく、
ただただ隣で同じことを夢中になって遊ぶ、
一緒にやってくれなければ、じゃあ教えて!とお願いしてみてもいいし、
今からやるからカウントしててよ、と協力してもらってもいいし、
やっているところを隣でじっと見ているのを良しとしてもいい。
同じ釜の飯を食うじゃないけれど、
子供にとっては嬉しいことなんじゃないかなぁと思うのです。
決して教師らしくはないけれど、
そういうことは、ほかの大多数の先生方にお任せして、
私は寄り添うタイプの大人として存在していても、いいんじゃないかなと思うのです。
しかしこっそりと、ばれないようにです。
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タカマミー
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